2013年09月12日 追記・変更

WordPressのページの仕組みを知る
WordPressのサイトアドレスが「http://localhost/wordpress/」だった場合、「ドライブ名:\xampp\htdocs\wordpress」の中の「index.php」ファイルを読み込みにいく。
読み込みの具体例
例)http://localhost/wordpress/ にアクセスした場合
現在適用しているテーマディレクトリの中の「home.php」を読み込み最新記事の一覧を表示させる。もし存在しなければ、「index.php」を読み込みにいき、最新記事の一覧を表示する。
例)http://localhost/wordpress/?p=10 にアクセスした場合
現在適用しているテーマディレクトリの中の「single.php」を読み込み、記事IDが10の記事を表示する。もし存在しなければ、「index.php」を読み込みにいき、記事IDが10の記事を表示する。
例)http://localhost/wordpress/?page_id=40 にアクセスした場合
現在適用しているテーマディレクトリの中の「page.php」を読み込み、記事IDが40の記事を表示する。もし存在しなければ、「index.php」を読み込みにいき、記事IDが40の記事を表示する。
「http://localhost/wordpress/」にアクセスした際、ページを表示させるためのテーマファイルの読み込み順序としては、下記の図のようになる。

WordPressの「テーマ」の各テンプレートファイルの仕組み
WordPressのテーマは、ホームページのヘッダーやサイドバー、ループ、フッターといったパーツを別ファイルに分割して、そのパーツを各ページ用のテンプレートファイルで呼び出している。例)index.phpの場合

また、index.php、style.css の2ファイルがあれば、テーマとしては動かす事が出来る。
その理由は、テーマファイルの読み込みには優先順位がつけられているからだ。
ページの表示 | 優先順位(高い→低い) | |||
---|---|---|---|---|
トップページ | home.php | index.php | ||
投稿 | single-{post_type}.php | single.php | ||
添付ファイル用ページ | MIMEタイプの前半 | attachment.php | single.php | |
固定ページ | page-スラッグ名.php | page-ID.php | page.php | |
投稿者別アーカイブ | author.php | archive.php | ||
日付別アーカイブ | date.php | |||
カテゴリーアーカイブ | category-ID.php | category.php | ||
タグアーカイブ | tag-タグスラッグ.php | tag.php | ||
検索結果ページ | search.php | |||
404エラーページ | 404.php |
実はPHPをそこまで理解していなくとも、作業の流れさえ分かってしまえばカスタマイズは容易に行える。
今回は、一般的なオリジナルテーマファイルの構成の下記を作る
ファイル内容 | ファイル名 |
---|---|
スタイルシート | style.css |
ヘッダー | header.php |
サイドバー | sidebar.php |
記事表示のループ部分 | loop.php |
フッター | footer.php |
トップページ、カテゴリページ、タグページ | index.php |
投稿 | single.php |
固定ページ | page.php |
テーマのための関数 | functions.php |